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<通信仕様> [先生マネージャ]を起動すると、 @登録されている「座席リストファイル(任意に変更されていない限りは、インストールフォルダ内にあるdefault.csvファイルとなります)」を参照して、 A記述されております「コンピュータ名」に対して応答要求(ネットワーク上でコンピュータ名のみで双方向通信ができるためには、名前解決処理が迅速に行えるネットワークシステム環境が必須となります)を Bマルチキャスト送信(利用するマルチキャストアドレスは、225.6.7.9)します。 CクライアントPC側では、この応答要求パケットを受け取ります(受け口は、UDPポート19000となります)。 D受け取った要求内容には、返答用の情報が含まれております(差出人:先生PC名/返信先ポート番号:UDP18000〜クライアントPCごとに違う番号が付加されており、座席ファイルのような形式で、一覧リストのような形で送られてきます)。 E受け取った一覧リスト内に自分の名前があれば、差出人(先生PC名)に対して、そこに指定されているUDPポート番号へ応答の返信をします。 F先生PCは、座席リスト内のどのコンピュータに何番の返答先ポート番号を付与したかを把握しておりますので、何番のポートに応答パケットが来たかだけで、どのクライアントPCが現在起動しているかを認識できるようになっております。 G応答要求を受けて初めて、[先生マネージャ]上の登録されているアイコンが接続状態の色に変わります。 H以後、この生存確認通信を一定間隔で行っております。
<原因と対策> ●上記「@」の理由の為、作成した「座席ファイル」に誤りがあるか、ファイルが破損していると通信ができません。 コンピュータ名が半角英数文字により相違なく記述されているか?/末尾に空白が含まれていないか?などをご確認ください。 (この座席リストファイルを新規に作り直すことにより、問題が解決される場合がございます) ●上記「A」の理由の為、「名前解決処理」ができない環境では接続ができません。 コマンドプロンプトを起動して、【 Ping %コンピュータ名% 】コマンドを「先生PCからクライアントPCへ」「クライアントPCから先生PCへ」の双方向で実行して、問題がないことを必ずご確認ください(この部分のネットワーク通信ができていないことが多々ありますのでご注意ください)。 名前解決処理ができていない場合は、ネットワークシステム構築担当者様にご相談ください。 ●Windows XP の「ファイアウォール」や「Norton Internet Security のパーソナルファイアウォール」「ウイルスバスターのファイアウォール」機能などにより、通信ブロックがされている場合が非常に多くございます。 ご利用のシステム環境のセキュリティ設定内容を再度ご確認ください。ファイアウォール設定が「有効」になっている場合は、一度「無効」にしていただき、問題が解決するかどうかをご確認ください。 ●クライアントPCおよび先生PCを一度再起動してみてください。 ●先生PCとクライアントPCをクロスケーブルを利用して、直接つないでください。IPアドレスも一時的に固定設定(IPアドレスとサブネットマスクのみを記述)にして、接続状況をご確認ください。 HUBなどの何らかの外的要因がある場合は、この検証で問題を切り分けすることができます。
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