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【原因】 a. クライアントPCが、Wake On LAN に対応していない。 b. ネットワークカードが、Wake On LAN に対応していない。 c. クライアントPCのBIOSの設定が正しくない。 d. 別のネットワークセグメントのクライアントPCを操作しようとしている。 e. 途中経路にあるHUBが、パケットを通さない設定になっている。 f. 導入後、一度も<先生マネージャ>から認識されていない。 (MACアドレスが記憶されていない) g. 指定したMACアドレスに誤りがある。 h. Wake On LANパケットの送信間隔が短く、取りこぼしが発生する。 i. ファイアウォールが有効になっており、パケットの転送ができない。
【現象と対処方法】
■ 原因a.、b.に該当する。 リモート電源ON機能をご利用いただくことはできません。
■ 特定のクライアントPCだけが、電源ONできない。 c.〜g. が原因として考えられます。(<補足@>参照) クライアントの設定や、MACアドレス、ネットワーク環境をご確認ください。
■ すべてのクライアントPCが、電源ONできない。 c.〜g. および i. が原因として考えられます。(<補足@>参照) クライアントの設定やネットワーク環境など、システム全体をご確認ください。
■ 現象が発生するクライアントPCがランダムで、同じクライアントPCでも現象が不安定。 h. が原因として考えられます。(<補足A>参照) デフォルトでは、100ミリ秒間隔でパケットの転送をおこなっておりますが、この値を上げることにより、解決する場合があります。 1秒以上の値を設定しなければならない場合、ネットワーク上に何らかの障害があるものと考えられます。 値を変更しても現象が変わらない場合は、クライアントPC本体のハードの障害が考えられます。
■ 現象が発生するクライアントPCは特定できるが、その現象が不安定。 h. が原因として考えられます。(<補足A>参照) そのクライアントPCに、ハード的な障害があると思われますので、電源ユニットやマザーボードなどをご確認ください。
<補足@> 原因 f. および g. の対策 環境を確認後、一度、先生マネージャーにクライアントPCを認識(アイコンが淡色表示でなくなる状態)させてください。 改善されない場合は、<補足A>の手順をお試しください。
<補足A> 原因 i. の対策 以下の手順を行ってください。 1. 先生マネージャーを終了する。 2. タスクトレイに表示されているエージェントアイコンを終了する。 3. 先生パソコンのインストールフォルダ中にある「RcMngP.ini」ファイルを開く。 4. WakeOnLANパケットの送信間隔を微調整する。 [Power] WakeOnLanSpan=100 (←この値を大きくする。デフォルトは100ミリ秒)
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