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FAQ



■ NetSHAKER BlueRack Ver.2.0 FAQ


B202044 pl20150622適用後、特定の相手からのメールが"sslv3 alert handshake failure"のエラーで届きません。

pl20150622を適用済みの場合、SSLv3を使用したSMTPS通信を行うことができません。(TLSv1のみとなります)

他のメールサーバとの通信にSSLv3が必要な場合は、設定ファイルを直接修正することで対応することはできますが、ファイルを修正する前に必ず対象ファイルのバックアップを取り、修正前の状態に戻せるようにして作業を行ってください。
また、Linuxコマンドに関するお問合せ(viエディタ等)はご遠慮願います。

1. SMTPサーバ設定ファイルを編集する。
   ファイル:/etc/mail/sendmail.mc
   編集内容:
   [編集前]
O CipherList=HIGH
O ServerSSLOptions=+SSL_OP_NO_SSLv2 +SSL_OP_NO_SSLv3 +SSL_OP_CIPHER_SERVER_PREFERENCE
O ClientSSLOptions=+SSL_OP_NO_SSLv2 +SSL_OP_NO_SSLv3
     ↓
   [編集後]
O ServerSSLOptions=+SSL_OP_NO_SSLv2
O ClientSSLOptions=+SSL_OP_NO_SSLv2

   (変更点)
    ・"O CipherList=HIGH"行の削除
    ・"O ServerSSLOptions"行から" +SSL_OP_NO_SSLv3 +SSL_OP_CIPHER_SERVER_PREFERENCE"の削除
    ・"O ClientSSLOptions"行から"+SSL_OP_NO_SSLv3"の削除


2. SMTPサーバ再起動
   /etc/rc.d/init.d/sendmail restart

※ SSLv3は脆弱性を含むプロトコルとして知られており、上記手順によってSSLv3の利用を
  許可することで、セキュリティ強度が下がります。
  その結果、悪意の第三者へメール内容が漏えいする可能性があります。
  適用にあたっては、十分な検討の上、お客様の責任においてご判断いただき
  ますようお願いいたします。
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